Chatworkのシングルサインオン設定

2021年4月に更新したものです。

Chatworkのシングルサインオン設定の手順をまとめたページです。

 

利用に際しての注意点

  • SSOが可能なプランの契約が必要です
    • Chatworkは、エンタープライズ プランの契約が必要となります
  • 「専用ログインURL設定」を行う必要があります
  • SSOの設定を行うと、ユーザーは通常のログインページからID/パスワードでサインインできなくなります。SAMLとID/PWの併用が可能なのは管理者のみとなります

事前準備

 

SSO連携の手順

  1. SAML認証の設定手順
  2. メタップスクラウド(IdP)管理画面のSSO設定
  3. Chatwork(SP)管理画面のSSO設定
  4. メタップスクラウドとChatworkアカウントIDの関連付け

 

SAML認証の設定手順

Chatworkにログインし、管理者設定 > ログイン制限 設定画面にて行います。

  1. 「専用ログインURL設定を行う」のチェックボックスを有効にします。
  2. 「専用ログインURL」を設定します。
  3. 「SAML認証によるシングルサインオン設定を行う」のチェックボックスを有効にします。
  4. 後述するSSO設定の内容を入力します。
  5. 「保存する」ボタンをクリックします。
  6. メタップスクラウドの管理者画面で、アプリ詳細>アプリ設定の登録ページで「ステータス」を「有効」に設定します。

メタップスクラウド(IdP)管理画面のSSO設定

メタップスクラウドのアプリ詳細ページの「SSO」> SAML2.0を選択し「設定へ進む」ボタンをクリック >「SAML設定の登録」にChatwork側の情報を設定します。

Chatworkの 管理者設定 > ログイン制限 設定画面の「専用ログインURL設定を行う」ブロック内にある [専用ログインURL] を確認します。

メタップスクラウド項目名 設定値
ACS URL [専用ログインURL]
SPエンティティID https://www.chatwork.com/packages/saml/metadata.php
デフォルト Relay State 入力不要

 

Chatwork(SP)管理画面のSSO設定

メタップスクラウドのアプリ詳細ページから下記情報を取得して、Chatworkに設定します。

Chatworkの設定は、管理者設定 > ログイン制限 設定画面にて行います。

Chatworkの設定箇所 メタップスクラウド項目名
Identify ProviderのログインURL SSO URL
Identify ProviderのエンティティID MCloudエンティティID
ログアウト後に遷移するURL 指定する > SLO URL
Identify Providerが署名に利用する公開鍵の証明書

証明書欄にある「コピー」ボタンをクリックしてクリップボードにコピーしたものを貼り付け

 

メタップスクラウドとChatworkアカウントIDの関連付け

メタップスクラウドのログインIDとChatworkログイン用のメールアドレスが一致している必要があります。