Webex by Ciscoのシングルサインオン設定

2022年11月に更新したものです。

Webex by Ciscoのシングルサインオン設定の手順をまとめたページです。

 

利用に際しての注意点

  • SSOを利用するためにはWebex by Ciscoの「ビジネスプラン」以上の契約が必要です

事前準備

 

SSO連携の手順

    1. SAML認証の設定手順
    2. Webex by Cisco(SP)管理画面のSSO設定
    3. メタップスクラウド(IdP)管理画面のSSO設定
    4. メタップスクラウドとWebex by CiscoアカウントIDの関連付け
    5. Webex by Ciscoへのログイン方法

SAML認証の設定手順

  1. Cisco Webex Control Hubの「管理」>「組織設定」>「認証」画面にて、SAMLの設定を行います。
  2. メタップスクラウドにWebex by Cisco側の情報を入力します。

Webex by Cisco(SP)管理画面のSSO設定

  1. Cisco Webex Control Hubにログインし、メニューより「組織設定」をクリックします。
  2. 「認証」までスクロールし、「修正」ボタンをクリックします。
  3. 次の画面で「サードパーティの ID プロバイダーを統合させる。(高度)」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
  4. 「メタデータファイルのダウンロード」ボタンをクリックしてメタデータファイルをダウンロードし、「次へ」ボタンをクリックします。
  5. メタップスクラウドの設定に戻って、下記にあるメタップスクラウド(IdP)管理画面のSSO設定情報を入力します。
  6. Cisco Webex Control Hubに戻ります。「IdP メタデータのインポート」画面でメタップスクラウドのアプリ詳細ページからダウンロードしたメタデータファイルをアップロードし、「メタデータ内に自己署名証明書を含めることも可能です」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。
  7. 「SSO 接続のテスト」ボタンをクリックし、テストが成功すると「Single Sign-on succeeded」というメッセージが表示されます。
  8. 「テストに成功しました。SSO を有効にします。」を選択して「保存」ボタンをクリックします。
  9. 「組織設定」>「認証」のシングルサインオン が「有効」で表示されていたら、接続完了です。
  10. メタップスクラウドの管理者画面で、アプリ詳細>アプリ設定の登録ページで「ステータス」を「有効」に設定します。
Webex by Ciscoの設定箇所 メタップスクラウド項目名
IdP メタデータのインポート 詳細ページからダウンロードしたメタデータファイル

 

メタップスクラウド(IdP)管理画面のSSO設定

メタップスクラウドのアプリ詳細ページの「SSO」> SAML2.0を選択し「設定へ進む」ボタンをクリック >「SAML設定の登録」にWebex by Cisco側の情報を設定します。

メタップスクラウド項目名 設定値
ACS URL Webex側よりダウンロードしたメタデータファイルの「AssertionConsumerService」タグの「Location」の値
SPエンティティID Webex側よりダウンロードしたメタデータファイルの「EntityDescriptor」タグの「entityID」の値
デフォルト Relay State 入力不要

 

メタップスクラウドとWebex by CiscoアカウントIDの関連付け

メタップスクラウドのログインIDとWebex by CiscoのログインIDが一致している必要があります。

 

Webex by Ciscoへのログイン方法

メタップスクラウドのダッシュボードよりログインする、またはWebex by Cisco側でログインすると、「Single Sign-on succeeded.」というメッセージが表示されます。その後、ログインしたいサービスのログインページにてメールアドレスを入力するとログインすることが出来ます。

Cisco Webex Control Hub https://admin.webex.com/
Cisco Webex Meetings https://globalpage-prod.webex.com/signin
Cisco Webex Teams https://teams.webex.com/signin